「カルテルの啓蒙」

放送業界の掟なんぞは知らないが。

映画プロデューサ亀山千広氏が企業の壁を超えて啓蒙活動をおこないました.
 * 痛いニュース(ノ∀`):「業界の暗黙のルール破られた!」 映画デスノートめぐりフジが日テレに激怒
フジテレビというとあんなイメージやこんなイメージしかなかったのですが...このように自社だけではなく業界全体に貢献する企業内個人が所属企業のイメージアップに継るのですね.
Wikipediaを見ると亀山の独立した項目がありました.それによると「日本で数少ない、良い意味で映画を「ビジネス」として見ている人物」なのだそうです.この日本テレビに対する働きかけも「良い意味で映画をビジネスとして見ている」が故の行為なのでしょう.ちょっといい話なので氏の項目に追記しました.
 * カルテルの啓蒙
これまで埋もれがちだった企業内個人の「ちょっといい話」が時間とともに蓄積されていくといいですね.永遠に.
守谷知 / ハードウェアエンジニア
http://www.dlareme.org/

Wikipediaに蓄積する企業内個人のちょっといい話 - FPN

ちょっと前に痛いニュース(ノ∀`)で取り上げられていたやつだよな。日テレが、地上波放送は1年後という業界内の“暗黙のルール”を破って「デスノート」後編公開直前に前編の方をテレビ放映した事に対して、フジテレビ亀山千広映画事業局長が「噛み付い」たとかいうもの。その行為を守谷知という人がFPNで褒めているというわけだ。

製作した映画を自分のところの電波を使って宣伝するのは「ルール」違反ということなんであろうが、痛いニュース(ノ∀`)では「暗黙のルール破ってキレられてもなw」とか「見る側には暗黙のルールなんてどうでもいい」なんて否定的な意見が大勢を占めている。TVのことはよく分からんが、確かに視聴者には関係のない話ではあるものの、一方で業界における倫理徹底という意味では評価できるような気もする。

気になったのは、この守谷氏がWikipediaの「氏の項目に追記した」という文面。

カルテルの啓蒙
日本テレビが2006年10月に映画 前編『デスノート』の地上波放送を行った。しかし映画公開後1年を経ないでの地上波放送であったため、これが業界のカルテルを破っているとして日本テレビに対して注意した。
亀山千広 - Wikipedia

カルテルの啓蒙」ですよ、奥さんwwwww どう思います?
カルテルは独占禁止法に抵触することをこの人は知らないのかwwwwww
亀山千広映画事業局長が行ったのは恐らく抗議だと推測されるのだが、ここでは「啓蒙」とされているしwwwww

これまで埋もれがちだったFPNの「ちょっとおかしな話」が時間とともに蓄積されていくといいですね.永遠に.